1. 首页
  2. 最新信息
  3. ~~ 日本の粋と折り紙の想いで ~~
ブログ
~~ 日本の粋と折り紙の想いで ~~
2024/12/06
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

先日、金沢市中心部より車で約70分の医王山まで、紅葉を見にドライブに行ってきました。

途中には、紙すきの里・金沢市二俣町を訪れました。

山間に佇む、ひっそりとした集落は、身近な自然を満喫でき、心身ともに癒されました。

金沢市・二俣町 HP 二俣町へようこそ-紙すきの里 金沢市https://futamata.jimdofree.com/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 
「折り方がわからなくなって」


 紙すきの里をのんびり歩いていますと、ふと幼少の頃の思い出に浸りました。

折り紙の折り方がわからなくなって、半泣きで先生にあちこちに折り目のついた、

千代紙を渡したあの日の思い出。

 先生は千代紙を丁寧に伸ばしながら、私達を諭してくださいました。

「人のこころも同じなの。一度傷のついてしまったモノは、

後からどんなにあやまっても元通りには戻らないの。

大人になっても忘れないでね。」

 恩師は数十年前に虹の橋を渡られましたが、彼女の在したその学び舎では、

現在でも無垢な子供達の歓声が聞こえてきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その学び舎にいつも美しい千代紙を卸してくださっていたのが、

【紙文房あらき】さま。

近江町市場の真隣にございますショーウインドウで、

そんな「日本人の粋と和を尊ぶ心」を大判振る舞いで披露してくださっています。

【紙文房あらき】さま HP https://www.arakigami.com/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 粋とは見え袖見え無い・・と謳われた時代もございますが、現在は国境なき時代。

絢爛に表現するのが粋と言ってもお許しが出そうな、そんな時代に華開いて粋そうな

予感さえします。同時に折り紙・千代紙は、古の婦女子や公家・武家のみの

嗜みではなく、現在は興を感じる者なら誰しもが触れることの叶う

【美】でございます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  • ショーウインドウでは、様々な折り紙の【美】をご覧頂けます